こんにちは。
最近むせる。
喉の通りがよくない。
飲み込んだ後に喉に違和感がある。
…
こんな症状はありませんか?
年齢とともにこんな悩みがちらほらと…
私たちが生きるためには飲食は欠かせないものです。
特に水分摂取は体の半分以上が水分でできている人間にとって重要なことです。
しかし、水分摂取は食べるより難しい運動です。
スプーンに食事と水を乗せて傾けると、水はすぐにさらっと落ちます。
口の中でもそれは同じで、水分は思ったより早く口から喉の奥へ流れていきます。
そのため、思わぬ方へ(息の道)へ行くことでむせてしまいます。
ということは、水分の流れがゆっくりなら大丈夫?
というのが、トロミをつけることになるのです。
トロミをつければ全てOK!
というわけでもないので、悩ましいところ。
トロミには濃度があります。
介護の世界、医療の世界で濃度の表現方法が変わりますが、
たいてい3段階です。
薄い・中間・濃い
トロミ剤の裏にもスプーン何杯入れると中間ですよ。
と書いてあります。
トロミはつき過ぎても飲みにくくなります。
その人の飲みこむ力に合わせる必要があります。
病院の場合、それを言語聴覚士が調べ決めていきます。
最近は自動販売機のジュースやコーヒーにトロミをつけてくれるものがあるようです。
トロミつきってどんな感じ?
と気になる方は、一度お試ししてみるのもいいですね。
もちろん、薄目から試してみてくださいね。
葛湯が好きな方は抵抗ないかもしれません。
昔はトロミ剤の味が気になりましたが、
最近はそんなに気にならなくなっています。
海藻由来のトロミ剤は湿気が入ると匂いが出てくるので、
保管管理は気を付けてください。
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