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新人研修

更新日:4月17日

こんにちは。


新年度二日目。

新入社員の方は新人研修が始まるのでしょうか? 


私が初めて言語聴覚士として入職した病院は、1週間みっちり新人研修がありました。

今でも感謝している内容でした。…当時のお給料を支えてくださった先輩には感謝です!


リハビリテーション科には、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)そして言語聴覚士(ST)

が所属しています。

私が通った言語聴覚士の養成校は、作業療法士学科はありましたが理学療法士学科はありませんでした。

ですから、作業療法士がどんな勉強をしてきているのかはなんとなくわかりましたし、一緒に授業を受けることもあったので親近感がありました。

しかし、理学療法についてはよく知りませんでした。


入職後新人研修をはじめ、同期・先輩と勉強会などを開いて学ぶうちに理学療法を知識として持っていると良いことが体感できるようになりました。

※いつか姿勢と言語について書きたいですね…


結局、人間の体の機能回復、機能向上を目指すには総合的アプローチが大切です。

3職種がそれぞれの目線で連携して介入することが、効率よくリハビリテーション(ハビリテーション)を進めることに繋がります。

…そこから多職種(医師・看護師・栄養士・ケースワーカー…)との連携が求められていきます。


さて、私が経験した新人研修では、理学療法・作業療法・言語聴覚療法がそれぞれ何をしているかという内容がありました。


言語聴覚士の養成校ではそれほど筋肉への徒手的な介入(マッサージのようなもの)をやってきませんでしたが、臨床(実際に患者さんへ治療をすること)では必要な手技になります。


新人研修では同期の理学療法士と作業療法士と一緒にネックストレッチやアンクルストレッチ(首や足首の徒手的ストレッチ)のテストもありました。


どのように患者さんを触れると良いか、どこの筋を意識して伸ばすのかなど…


介護福祉士として人の体への触れ方は自信がありましたが、筋を伸ばすとなると力の入れ方、かけ方などが難しく何度も同期や先輩、上司と練習をしました。

(その後の自己研鑽で外部の理学療法士だらけの研修会に行っても、臆せず参加できたのは新人研修の経験のおかげだったかと思います。)


新人研修は会社(病院)が貴重な時間やお金を使ってでも、行いたいと思う内容かと思います。

新入社員のみなさんにとって、学びある研修となりますように…








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