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モノマネ。

こんにちは。


今日は雨でしたね。ひどく降った地域もあるようですね。

朝の通勤時間の雨は嫌ですねぇ。

靴下が濡れると最悪な気分になります😨


昨日久しぶりにテレビで腹話術で有名な「いっこく堂」さんを観ました。

相変わらずすごい芸ですね。

今回はモノマネをしながらカラオケをしていました。

腹話術でモノマネ・カラオケとは驚きでした。


さて、私の仕事は声の出し方などを訓練でサポートしています。


訓練の中で、口の開け方を使ってことばをはっきり言えるようにするのですが、

腹話術は口をいかに開けず動かさずにことばを話すか!が芸の醍醐味ですね。

ことばの訓練をしていますが、腹話術は本当に興味深い技法だと思います。


言語聴覚士は色んな声にまつわる障害の治療をします。

その時、なぜその声になるのかを考えるときに画像診断や音声解析などもありますが、

一番使うのが「マネ」です。

新人の頃に先輩からもらったアドレスの一つでもあります。


マネをするためには、喉のどこに力を入れているか、舌の位置、口の開け方…いろいろ分析する必要があります。

そこから無理が出てるところがわかったり、治療ポイントがつかめたりします。


ちなみに、理学療法士や作業療法士も同じようなことをしていますよ。


たとえば、食べる治療では姿勢も大事なポイントなので、一緒に姿勢をマネしたりどう座ったら安全に食べられるかを姿勢のプロの視点と食べるの専門である言語聴覚士が一緒に考えることもあります。


患者さんのマネは大事な治療のヒントだったりします。

ですから、病院などで歩き方のマネや声のマネをしているセラピストがいたら

「あぁ、仕組みを頑張って考えてるんだなぁ…」と応援してくださると嬉しいです。


マネ…ではないかもしれませんが、誤嚥性肺炎はどうやって起きるかを検証していたら本当に誤嚥性肺炎になりしばらく抗生剤のお世話になった痛い経験もあります💦


(モノ)マネは侮れません!!










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