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マッチングmatching

こんにちは。


今日は朝の8時頃に頭が痛くなってきました。

あれ?

雨が降るのって、夜だよね?

外を見るとみるみる空が暗くなり、念のために洗濯物を取り入れたら…

雨が降ってきました☔良かった(^^)/


頭痛は嫌ですが、天気予報よりいいタイミングで雨を予知できるのがなんだか楽しくなってきました。


さて、今日はことばのリハビリ(療育でも)でよく使う言葉「マッチング」について書きたいと思います。


マッチングとは

matching→一致させるという意味です。


マッチングは一致ができているか?ということを確認しています。


何をマッチ(一致)させられたかというと、

たとえば、対象の形や色などの視覚情報を正しくとらえ、同じものが他にあることに気づき、さらにその二つを組合わせられたかということです。


視覚情報処理の程度や、注意の様子、合わせるという行動の理解などを見ています。

訓練を進める上でどのような力があるのか、また補助の程度をこの確認から見ていきます。


また、他にはことばの発達程度を見るために、日々の生活で関わる物品への認識について確認するマッチングを行います。これは、先のことに加え認知の程度を見ていきます。

大人の中途障害でも、障害によっては同じように道具の用途の一致を確認することがあります。


例えば、靴を渡してその靴を足元へ持っていけるのか?

靴を知らなかったら、食べてみるかもしれません。



目の前に広がる数々のものには食べていいもの、使うもの、危ないもの…

色々なものがあることに気づき、興味を持ち、用途を知り、実際に使用し、他者とのやり取りのためにことばを覚える…

こんな流れでことばが増えていきます。


マッチングは視覚情報だけでなく、聴覚情報についても同じように確認します。


幼児さんが大人とのやり取りの中で、

「一緒だねぇ~」

という場面があるかと思います。


これ、とっても大事な【ことばと認知】の学びです。


マッチング。

ちょっと気にしてみると奥深く、言語聴覚士がやっている訓練もおもしろく思っていただけたら幸いです(^^♪





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