こんにちは。
今日からまた雨ですね。
桜が満開になったところなので、桜の花が雨に耐えられるのか…
ざぁざぁ。
しとしと。
ぽつぽつ。
さて、何でしょう?
雨を表すオノマトペ。
オノマトペとは、擬音語・擬態語の総称です。
擬音語→音の状態を言葉にしたもの(雷がゴロゴロなる。)
擬態語→音以外の状態をを言葉にしたもの(川がサラサラ流れる。)
日本語は他の言語に比べてこのオノマトペが多いと言われています。
ここで問題!
「あれをな、スルっスルっとやって、手でブチっブチってやったら、ポンポンと入れて、
最後にドバっと入れたら、あとはスイッチポンして、ガーってやったら出来上がり!」
何かわかりました?
私のバナナジュースの作り方。
あえて単語を少なくしていますが、バナナジュースの工程としてもう一度読むといかかがでしょうか。
「バナナをきれいに剥いて、手で適当に切り取ったら、ミキサーにそれらを入れ、
最後に牛乳を入れてから、ミキサーのスイッチを押したらすごい音とともにバナナと牛乳が攪拌されてバナナジュースが出来上がります。」
漫才などでもオノマトペを多用する相方に、「何言ってるのかわからないよ👋」
と突っ込むことがネタになっていたりします。
日本が誇るアニメにもたくさん出てきますね。
漫画で読むとそれはよくわかります。
ほぼ1ページ「シーン」や「ドーン」だけのこともあります。
たった一言が書かれているだけなのに、
どの絵や主人公の表情よりもその場の状況を臨場感を持って伝えているなぁと感じます。
オノマトペは、音や状況・状態をことばに表しているので、実体験に近いことばとなります。
ですがから共有する相手によっては、より具体的に内容を伝えることができます。
また、全く共有する情報がないところでは、聞き手や読み手の知識や経験から想像を掻き立て、伝えたい内容をわかりやすくする機能があります。
オノマトペは便利で面白いですね。